DIY型リフォームとは?

DIY型リフォームとは?

DIY型リフォームとは、住まい手の意志(主導)でリフォームやリノベーション、コンバージョンの工事を行うことを意味しています。リフォームの対象が持家であっても借家であっても、戸建てであっても集合住宅であっても、住まい手の意志でリフォームを行うものはDIY型リフォームと呼びます。
DIY型リフォームは住まい手がもっと積極的に関わっていきましょうというもので、専門業者任せにせずに自らの手で自らの生活空間をより快適するため工事に参加することです。

DIY(Do It Yourself)は「自分でやる」との意味で他人任せにしないことです。これまでわが国では新築やリフォームを業者(専門家)任せにすることが一般的でしたが、DIY型リフォームは住まい手がもっと積極的に関わっていきましょうというもので、専門業者任せにせずに自らの手で自らの生活空間をより快適するためのリフォームに参加することです。
 
 
 
 
 
 
 
DIY型リフォーム5つの魅力

① リーズナブルに快適な空間を造ることが可能
② 自然材料の使用で人と地球に優しい住まいが実現する
③ アーツ&クラフツの住まいづくりが楽しめる
④ 住まいに愛着が湧き自分流のメンテナンスができるようになる
⑤ 造る者同士がつながりを持てる

 

DIY型リフォームはアイデアとデザイン次第で無限の可能性を引き出せます。
既存住宅の内装仕上げ材の多くは、壁・天井はビニル壁紙、床はボリウレタン樹脂で固められた複合フローリングが一般的です。
そうした住まいを無垢のフローリングを張り、自然塗料で仕上げ、壁を塗壁にするなど自然素材を使ったDIY型リフォームを行うことで、健康的で快適なオンリーワンの住まいに変身させることが出来ます。

なぜ今DIY型リフォーム?

今、高感度生活者の中で、「自分の理想とするライフスタイルを住まいで表現したい」という欲求が膨らんでいます。
また、時代背景として、
①新設住宅中心からリフォームや既存住宅の流通の拡大傾向という住宅市場の変化
②住宅の材料や機器、施工道具・方法の進化により、素人でも割合簡単に施工ができるようになった
③ITやホームセンターの普及で材料や道具の入手が容易になった
④健康志向による自然素材や無垢木材へのウォンツの高まり
⑤既製品に囲まれた暮らしから自らの感性を表現したいニーズの高揚
⑥住環境をDIYで自分好みにしたい「イケア効果」(手間をかけることで愛着が強まること)の新しい価値観の出現
⑦大工や左官など建築職人が不足し賃金が高騰している
等があり、これらを複合要因としてDIY型リフォームの波が起こりつつあります。